地震で通帳もカードもない!そんな時でも現金を手に入れる方法があります!
災害時でも現金は必要…
地震や土砂災害が発生した場合もちろん「命」が一番大切です。
しかし、避難生活でも「現金」も必要です。
スーパーが再開したら?買い物はどうしますか?
「いやいや、スマホで電子決済!」と言っても停電やネットワークが使えなければ
電子決済(PayPayやApple Pay)も使うことができません。
東京でも停電が起きて「コンビニ」でも使えない状況がありました。
日常で防災バックなどを準備して
最低限の「水・非常食」を備えている方もいるとは思います。
筆者も水のストックと防災バックは準備しています。
では 「現金」 は準備していますか?
災害時でも「お金」が必要になります。
通帳や印章がない!家が倒壊してしまった…
道路が崩壊して取りに帰れないということも最悪の場合もあり得ます。
そんなとき、どうすればよいでしょうか。
災害時の「万が一」の時のために知識を付けておきましょう。
これは大雨で浸水や土砂災害が発生した場合でも使える知識ですので
災害について考えるとき、この記事も参考にしていただければありがたいです。
1:災害があった時、お金が必要なの?
その答えは「はい。」です。
避難所ではある程度の物資はありますが、安全なエリアではスーパーも再開します。
日用品も十分に持てずに避難している場合もありますので、「買う」必要があります。
停電によりクレジットカードや電子マネーが使えない可能性も考えられるので
現金が必要になります。
2:通帳もないときはどうなるのか
災害救助法が適用された地域では、「非常取扱い」の対応が行われます。
銀行や郵便局の窓口で通帳やキャッシュカード、印章(ハンコ)がなくても、運転免許証等(身分証明書)を提示すれば、一定の金額の払い戻しが可能になります。
ちなみに郵便局では一人につき20万円まで払い戻しが可能です。
(参考:ゆうちょ銀行HP)
・災害救助法が適用で通帳がなくても大丈夫!
・(2022年3月22日現在)宮城県、福島県の全域が対象
3:身分証明書すらないときは?
身分証明書がない場合は金融機関の窓口で「要相談」になります。
明確な判断基準はない(便宜を図る)ことになっているでしょう。
顧客の住所や生年月日などをヒアリングして、「本人」であると確認できた場合に便宜を図ってくれるかもしれません。
4:災害時に「郵便局」の口座はとても役に立つ!
災害が発生した場合、ゆうちょ銀行・郵便局に口座を持っているととても安心です。
① 全国24,000局以上あり、いざという時に窓口で対応できる場所が多い
② 通帳を持っていなくても「20万円」まで引き出せる
(一般的に10万円までが多い)
③ 出張型店舗や移動式ATMが巡回することがある
最近はコンビニにATMがあり、手数料が安い「ネット銀行」を利用する方も多いと思います。
実際に筆者も日常ではネット銀行をメインバンクとしています。
(ちなみに住信ネットSBI銀行がメインです)
災害がいつ発生するかわからない日本に住んでいる以上、ネット銀行だけでなく
「郵便局」など窓口の利便性の高い金融機関に一定金額預けておくことも災害対策の一つになることも意識しておきましょう。
銀行や郵便局で預金も身分証明書で引き出せますが、時間がかかります。災害が起こると店舗が被災してクレジットカードや電子マネーが使用が使えなくなったりするので、手元にある程度の現金(目安:10万円程度)を置いておきましょう。
また、顔写真付きの身分証明書(マイナンバーカード、運転免許証)があるとないのでは天国と地獄になりますので、命が一番大切ですが、その次に「免許証」を持っていくことを意識しておきましょう。